厚板複合フローリング昔 37特殊張りノリ釘併用工法今ナラカバカバ※1 特殊張り/下地に水性酢酸ビニールエマルジョン接着剤を塗布し、 フローリング表面から穴を開けて根太に直接ビス止め、木栓をした後、研磨塗装を施す工法。※2 ノリ釘併用工法/エポキシ樹脂、ウレタン樹脂の接着剤を全面塗布し、雄実よりの隠し釘で固定する工法。体育館フローリングの進化と変革 ~昭和から令和への歩み~東京オリンピック(昭和39年)では、体育館の床には無垢材フローリングや無垢表層単板に合板台板を組み合わせた大型積層フローリングが使用されました。当時は、表面にビス穴を塞ぐ木栓がある「特殊張り※1」が主流であり、その後40年以上にわたってこの工法が標準として認知されてきました。しかし、平成22年になり、日本フローリング工業会が発行した「フローリング張り標準仕様書」により、新たな標準施工方法が導入されました。それは、接着剤の性能向上と世界基準の施工仕上りを考慮した「ノリ釘併用工法※2」を標準施工要領とするものでした。それと前後して、体育館での事故が増加し、木材の伸縮やフローリングの割れ、ササクレなどが原因となって社会問題化しました。これを受けて、水性酢酸ビニールエマルジョン接着剤の保持力低下やビス止め穴による木材の劣化の可能性が検証され、新たな「フローリング張り標準仕様書」の整合性が確認されました。生産会社や施工会社は安全性向上に取り組み、当社もフローリング材と工法の研究開発に力を入れてきました。現在、時代は昭和から令和へと大きく変わりました。私たちは最新のテクノロジーを活用し、体育館用の大型積層フローリング『ジムナース』の「ノリ釘併用工法」をご提案します。このフローリングは、“木のぬくもり”と“最新の安全性”を融合させたものです。
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